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徒然のブログ

つれづれの思いなどを

いつでもサヨナラできるようにしておくと結婚できない仕方ない

 私の仕事の料金は、絶対に出した結果より安くなるようにしている。
 もらう料金の価値より、絶対に仕事の結果の価値の方を大きくしている。
 そうしないと、お客に借りを作ることになるから。
 それは、俺は誰からも泥棒したくないし、誰からも泥棒されたくないという気持ちにもつながっている。

 私は嫌な人間を客にしたくない。
 嫌な人間から金をもらいたくないし、ありがとうございますと言いたくないし、嫌な人間を幸せにしたくないし、そいつのためにヘトヘトになれないから。

 私は、客が人間としてクズだと思ったら、すぐサヨナラできるようにしている。
 サヨナラするためには、借りがあったらサヨナラさせてくれない。
 だから、借りを作らないように、いつも、もらう金額分より、出した仕事の成果を大きくしておけば、いつでもこっちがサヨナラの決定権者になっていられるから。

 もう一つは、そいつに、精神的にも経済的にも依存しないようにしておく。
 仕事は一回一回が勝負なのであって、別れられなくなってしまうのは、仕事の関係ではない。

 そしてだからこういう人間は、精神的に結婚はできないように作られている。仕方がない。

安い仕事をしない理由

 あるアパートの大家さんから、共用部と部屋の中の一部のリフォームの仕事を受けた。
 うちのホームページを見てくれて頼んでくれたのだ。
 作業は、ところどころ難しく手こずったが、無事すんだ。

 そのアパートの専属の掃除屋が空室清掃をした後を見たが、パッと見はキレイなのだが、やっぱり見えない場所は汚れを取っていないのだった。
 レンジフードの油がたまる縁は手を入れていないで、そこから、下の流し台のステンレスに油がたれていた。
 トイレの壁紙に一面汚れがあったが、ためしに俺がクリーニングしてみたら汚れは落ちた。トイレの床と廊下の間の敷居に、まだら模様があったから、染みだろうかと洗剤拭きしたら取れてキレイになった。

 それを見て大家さんは驚いていたが、一部屋の掃除代金を考えれば、こんな仕上がりになるのは無理もないのだ。その大家さんはアパート掃除の相場を知らないらしいから、自分が不動産屋に支払う原状回復の清掃代金と、掃除屋が受け取る清掃代金の差額も知らないらしい。
 不動産屋は清掃のノウハウもないのに、自分も作業を手伝うわけでもないのに、ただ窓口になっているというだけで、入退居清掃の売上げの五分の一程度で掃除屋に清掃させている。これぞピンハネだ。大幅なピンハネだ。不動産屋のあこぎなやり方に、ますます腹が立った。

 しかし掃除屋も掃除屋なのだ。うちのリフォーム仕事で塗装をしてくれる塗装屋さんが言ったのだが、仕事が取れないから値段を安くして仕事を取って、そして安いからそこそこの仕上がりでいいんだと思ってやっていると、それが癖になって、まともな値段で仕事を受けたときに良い仕上がりの仕事は出来なくなると。
 まったく俺が普段思っていることをそのまま言ったから、さすが俺が見込んだ塗装屋さんだけあるなと思った。

 だから、何かの理由で安く受けてしまった仕事でも、我慢して普段どおりに良い仕上がりにしなければならないんだよ。だけどそんなことばっかりやっていたら、いつも赤字になってしまう。
 だから、良い仕上がりにするためには、安い仕事を受けないようにしなければならないんだよ。だから俺は、賃貸の空き部屋清掃はしないことにしてるんだ。

世間になじむための仕事のスジミチ

 ときどき思うのだが俺の人生は、俺のような世間になじめない人間が、どれくらい世間に溶け込むのか溶け込めないのか、実験の人生なのかなと思うことがある。

 世間でいう善人にもなれないし、悪人にもなりきれない中途半端な人間が俺だが、まるで世間の水に溶けないわけじゃないのは、自分で商売をしているところがそうだろう。

 金がもうかるとか、明るい家庭をほしいとかいう、世俗的な価値観に興味がないのだから、世間的な商売をする資格はないのだろうかとときどき思うのだが、それがそうならば仕方がない。

 一点信じようと思うのは、俺を信じてくれて頼んでくれる人を、必死になって幸せにして、そうしたら、その幸せの分量の対価として、その人から、幸せの分量分のお金をもらえる資格があるのだということだ。

 それならそれは、世間の善悪ではなくて、筋道だから。

3×3で9倍の仕事

 今年の八月は、暑くて暑くて、作業時間が三割増しになった。
 休憩を取る回数が増えたのだ。
 暑いから、一回の休みの時間も三割増しになる。
 家から持っていく自分で作った水割り、塩入り、酢入りのレモンジュースを飲む量は倍になった。
 汗も倍にかくのだ

 体のキレも回らなくなった。
 それは暑さのせいか加齢のせいか、たぶん両方なのだろう。

 作業にかかる予定時間は余裕をもって、1.5倍にしてお客さんに伝えている。
 それがこれからの俺の普通にかかる時間になるかもしれない。

 今までは俺は、他の掃除屋の3倍のスピードで動いて、3倍の細かさで仕事するから、3×3で9倍の仕上がりになるのが昭美堂の仕事だと言ってきた。
 だがこれからは、スピードだけは2倍になるかもしれない。そうすると6倍にしかならない。
 6倍でもいいじゃないかと思うのが、これからの俺の課題かもしれない。

清掃仕事の自信を持つには、決心

 掃除の会社に勤めていたとき、アパートの空室清掃の一つ一つの作業に、時間がかかって、時間がかかって、まるで終わらなかった。
 特に風呂の掃除は一日やっても終わらなかった。
 最後にすすぎの意味で浴室全体にシャワーで水をかけるのだが、天井に水をかけると、上から水がたれてきて、頭から背中からビショビショになった。
 今では、やり方のコツを覚えたから、体が濡れることもなくなったが、初めての浴室清掃は、作業着がグッショリ重くなるほど水をかぶって、帰りの車のシートを濡らして、社長にあきれられたのだった(独立してからは、最後にスクイージーというゴムワイパーで天井の水気を取っている)。

 窓掃除でも、特にサッシの溝の汚れを取るのは時間がかかった。
 これもコツを覚えれば、それほど時間はかからずにキレイになるのだが、やり方を知らないうちは、一日かかっても終わらなかった。

 先輩は、「自信を持てば出来るようになる」と言った。「十回くらい一人でやれば覚える」とも言った。
 先輩が作業しているところを横目で見ながら、ポイントを盗もうとした。
 だが自信を持つためにはどうすればいいのかは、誰も教えてくれなかった。

 今なら分かっている。
 仕事の自信を持つためには、自分の商品に自信を持つことができればいいのだ。
 自分の商品とは何か。
 空き部屋掃除なら、汚れ落としの知識と技術と仕上がりだ。

 その汚れ落としの知識と技術は、どうしたら身に付けることができるのか。
 それは、化学の知識を得ることだ。
 化学といっても別に大したことでもない。アルカリ性と酸性の関係とか、還元とか、その程度のことだ。他に、界面活性剤とか、アルコールとか、石油系溶剤の知識とかだ。
 あと、プラスティック、樹脂、金属、ガラス、瀬戸物、木、そういう素材が、アルカリに弱いのか、酸に弱いのか、それもどの程度弱いのか、それぞれの素材の硬さ、傷つきやすさ、そういうことを知れば済む。

 それから道具の使いかた。
 ブラシの動かし方、スポンジの動かし方。手首や指先の動かし方。体の動かし方を、人間工学というところから考える必要もある。

 汚れている部分の見た目と触りぐあいと、汚れを落とした後の見た目と触りぐあいの違いを知ること。

 その汚れは何で出来ているのか。それが分かったら、何の洗剤を使えばいいのか。どのくらいの温度で作業すればいいのか。何の道具を使えばいいのか。そういうことの知識を貯めること。

 その作業はどのくらいの時間がかかるのかを把握すること。
 時間のことでいうならば、作業別の段取りを組むこと。
 そのためには、いくつかの作業を同時進行する。
 例えばトイレと風呂に、洗剤を塗っておいて、中途半端にしながら、あっちに行ったりこっちに行ったりしながら、一緒に作業する。
 風呂だとかトイレだとかキッチンだとかの、一箇所だけにつかまって、風呂が終わったらトイレ、トイレが終わったらキッチンというやり方は、簡単だが、効率が悪く、銭取り仕事にはならない。せめて洗剤を塗っておいて、洗剤が効いてくる時間を、別の作業に充てなければ、プロではない。

 そのためには、一つの場所だけに神経を集中しないことが必要だ。全体が見えなくなるから。強い洗剤を塗っておいたのを忘れて、素材を傷めることがあるし、汚れが洗剤で溶けたタイミングで落としておかないと、洗剤で溶けた汚れが乾いて、また固まって、初めからやり直しになる。溶けた汚れが、周りに広がったり、素材に染み込んだりすることもある。
 そうしないためには、汚い場所と汚れが少ない場所を、セットにして一緒に作業すると、それぞれの場所に目配りがしやすく、効率がいい。

 この、いくつかの作業を同時進行することで、在宅ハウスクリーニングの、セットメニューの割引価格ができるのである。
 セットメニューとは、単なる値引き商品ではないのである。

 そうして一番大事なことは、汚れを探す探究心、その汚れを落とそうとする決心、その二つをいつも持つ。

 清掃会社に勤めていた最後の頃は、こういうことが空室掃除のポイントだと分かってきた。

 だが在宅ハウスクリーニングの場合は、作業の知識技術だけでは仕事にならない。
 作業など、できていて当たり前。いつまでも作業のことを話題にしているようじゃ、自己満足のところで止まっていることになる。お客さんのことを考えられなくなる。
 だから、むしろ作業より接客のほうが大事と思うぐらいの方が丁度いい。マーケティングのことだって、セールスのことだって、考えなければならない。

 在宅の商品は、作業の知識技術ではなく、仕上がりでもなく、自分という人間が一番の商品だと心得る。
 そして仕事は、そこに住むお客さんを幸せにするぞという決心から始まる。
 これは、空き部屋掃除をやっている業者には出来ない決心だ。

カビ取りや見えない汚れや臭いを取る在宅ハウスクリーニング

 最近、カビ取りに関する問い合わせが多い。
 家具や天井や壁のカビを取れないかと。
 風呂場のカビは時間をかければ取れるが、木や紙についたカビを取るのは神経を使う。たいがいは染みになっていて、新品同様にはならない。
 それでも取ることが目的だから取る。

 空き部屋掃除なら、そういうカビは、満足に取らずに上からペンキで塗りつぶすことも多い。清掃会社に勤めていたときに実際に見てきた。だがそのやり方は、根本的な解決にはならない。
 在宅ハウスクリーニングの場合は、見た目をキレイにすることよりも、健康に住むために、カビを取ることが第一目的になる。
 空き部屋清掃と在宅清掃は、目的が違うのだ。

 アパートや賃貸マンションや貸家の空き部屋掃除は、入居希望者に初めて見せる時の、第一印象だけのために清掃する。後のことは、他の見えないところは、知らないよ、というやり方だ。
 そこに住む人であるエンドユーザーのための仕事ではないから、不動産屋や大家のための仕事だから、入居したいと思っている人がアパートの下見に来たときに、パッと見た目を驚かせるためだけの仕事だから、見えないところは知ったこっちゃないのである。
 下請け仕事で料金が安いし、入居者から直接受けている仕事ではないから、作業中に最終消費者の顔も浮かばないから、そこまでやってられないという心もある(だから俺は、独立してからは、下請けの空き部屋掃除はしないことにしたのだ)。

 在宅の場合は、そこで何十年も住み続けるために、健康に生活するために、快適に暮らすために、そのためにする清掃だ。エンドユーザーのための仕事だ。
 だから普段の掃除で手がまわらない、ドアの建具に付いているゴムパッキンの裏に入っているホコリや、コンセントとプラグの間のホコリを取ることもある。
 パッと見の見た目や、その場だけ金属のものを光らせることよりも、見えない汚れを取ることに重点をおいている。室内飼いのペットの消臭の相談も多い。
 こういうことを考えて仕事をしている掃除屋は、自分で言うのも何だが日本では俺だけだろう。さすがダガシだ、ハハ。

 エアコンクリーニングも、冬場でも依頼が多くなっている。
 大きめの型だったり、カビ汚れがひどいものだったり、十五年くらいたっているものだったり、クリーニングに手間のかかるものが多い。
 だから、うちのエアコンクリーニングの平均単価は16000円くらいだ。家庭用の壁掛けタイプ一台の値段である。安い業者の倍の料金だ。手間がかかるものは20000円を超える。
 値段も、トータルの仕事の質も、ダスキンを超えている。俺の自慢だ。もちろん料金以上の仕事の質を出しているし、その仕事の質を維持するために、いや少しでも質を上げるために、日々精進している(ああ俺としたことが、精進しているなどと、言わなくてもいい当たり前のことを言ってしまった。格好つけた口先だけの偽善者っぽい。普段の乱暴者キャラを外してしまった。少し自己嫌悪だ)。
 その値段はホームページの料金表に、「昭美堂は他の会社より高いです」と正々堂々と書いて、金額を表示している。お客さんもそれを見て依頼してくれるから、最近は俺も、「うちは他所より高いんですが、よろしいでしょうか」と、わざわざ言わなくて済むようになった。

 カビというものは、目に見えないだけで空中に普通に漂っているものだそうだが、それが集まって増殖して黒く固まっていると、気持ちが悪いし、体に良くないと思うだろう。俺だってそういうエアコンや壁や風呂場だったら、自分で出来なかったら、お金を出して掃除してもらうだろう。
 そしてそこまでになったカビは、実際に体には悪いだろう。
 だから俺は、カビやホコリを取る作業のときは、自分の健康のことも考えて、厳重なマスクをするようにしている。

ブログというのは世界観に浸ること

 俺が読みたくなるブログは独自の世界観を持っているブログだ。
 その世界観にひたりたいのだ。そしてその世界観に感動したいのだ。

 世界観を持つためには、書く人間の、価値観が示されていなければならない。
 その価値観に共感したいのだ。
 あるいは、初めて知る価値観に打ちのめされたいのだ。

 だが価値観のないものには、共感しようにも価値観がないのだから、共感することができない。

 価値観を出すには自分の意見を言うことだ。

 しかし世の中のほとんどのブログは、自分の意見を言わない。あいまいなままにしている。
 ただ今日したことを書いているだけ。
 特に、どこそこの店で何を食ったかを書くのは、しかもその写真を載っけて済ましているのは、一番安易だ。
 いわゆる社長ブログというのもほとんどがそうだ。
 だから共感もできなければ、反感を持つことさえできないのだ。
 その人の価値観が見えないからだ。

 あるいは人の受け売りを書いている。
 そうして上から目線で自慢話を書いて、通り一遍のことを書いて、自己満足に浸っている。それは自己欺瞞でしかないのに。

 自分の価値観を出してしまうと、反感を買って、不利益をこうむってしまうのじゃないかという怯えがあるのだろう。
 匿名ブログでもそうなのだから、名前を出して書いていれば、なおさら自分の意見を書くことは稀だろう。

 価値観を隠しているから世界観も生まれない。
 世界観がないから、感動もしない。

 そういう人間には、価値観というものは、もともとないのだろうな。
 いつも自分以外のものに流されているのだろう。
 あるいは近場の金が手に入るかどうかが、一番の価値観なのだろう。

CtoCというのがこれからのやり方

 俺がなぜ独立したかというと、そこらへんを歩いている、そこらへんをクルマを運転している、そこらへんの人間が嫌いで、そういう人間と付き合わないようにするためにはどうしたらいいかと考えたら、会社に勤めないことが一つの答えじゃないかと思ったからだ。

 だが独立しても、仕事を依頼してくれる人とは、お客さんとして付き合わなければ飯の食い上げなのだが、俺は嫌いな人間からお金をもらいたくなかったし、嫌いな人間にありがとうと言いたくなかったから、好きな人だけをお客さんにしようと思った。

 そのためには、はじめは俺みたいに自分で商売をしている人は、スジミチを分かっていて、自分を律していて、人にも配慮できる人だろうと思って、だから俺は世間で言うBtoBを、目指したのだ。

 しかし新潟市のBは、俺が付き合いたいと思う人間はほとんどいなかった。
 ちょっと考えたら当たり前だったな。
 コズルイ新潟市の人間が、そのままBになっていただけなのだから。

 そうして俺は、やむなくBtoCの分野にも出た。
 新潟市のCは、問い合わせから野獣のようだった。自分さえ良ければいいと思っている嘘が混じった物言い。
 だがそれは、考えてみれば当たり前だった。だってほとんどの新潟市のBも同じなのだから。
 新潟市のほとんどのCは、Bにもなれない、というかBをさえ志向しようとしないそこらへんの人間なのだから。そしてそれが新潟市民の当たり前のことだったのだから。いやもしかしたら、そもそも人間というのがそういうものかもしれないがな、ハハ。

 そうして俺は今は、CtoCというところに出たいと思っている。
 CtoCなんていう概念は世の中の誰も言っていないだろうが、個人が個人のために仕事をして、個人の商売相手に満足してもらうことで、個人の俺が、俺が好きな一人ずつ一人ずつのお客さんだけを幸せにすることで、その分量で、俺という個人がその分を潤わせてもらうという仕組み、というか考え方。

 BtoBやBtoCでは、これまでの商売の、偽装みたいな嘘の混じったやり方から抜け出せないだろう。
 仕事の結果の責任を含めて、ものごとの責任は、個人で負うのでない限り、その責任を意識することはできないだろう。

 それはCtoBでもいいのだが、組織を相手にしても、極限のところでは、その組織の中の誰か一人の人のために、それはそこの社長のためということになるのだろうが、その一人の人を幸せにすることを念じながら仕事をすると、よりいっそう責任を持って細かい配慮を持って仕事の結果を出せるのだろうと思うのだ。
 だからCtoBであっても、それはその中で、仕事の一瞬一瞬に、CtoCを意識しながら仕事をするべきなのである。

 だから個人が個人のために仕事をすることが、これからのやり方なんだと思っている。
 すくなくとも俺はそれを目指したいのだ。

素人用エアコンクリーニングを考えてみた。

 これから書くことは、私が仕事でやっている方法を、ものすごく簡素化したやり方だが、実際にやったわけではないから、これをやってエアコンが壊れるかもしれないし、まるで効果もないかもしれないが、書いてみる。
 内部に空気清浄器やお掃除機能などが付いていない、ごくシンプルなタイプでしかやれない。

 用意するもの
 脚立。
 マイペットなどの住宅用洗剤。
 他にあればカビキラー。
 カビキラーは、わざわざ買うことはない。なければ使わない。
 カビキラーを使うときは、ゴーグルとマスクをする。
 新聞紙一日分。

 スプレイヤー一つ。
 窓のサッシ掃除用ブラシ。
 エアコンの風の吹き出し口の隙間に入るぐらいの大きさの柄が付いたスポンジ。
 パイプ掃除用ブラシ。
 布のガムテープ一巻き。
 布ガムテープを使うのは、キレイに剥がせるから。紙製ガムテープだと、はがしたときに糊が残る。
 大きなビニール袋を三、四枚。
 これらの道具は百円ショップのものでよい。

 下準備
 電源コンセントを抜く。
 フィルターを取り外して、洗剤とブラシで洗って干しておく。

 熱交換器のアルミフィンの下にあるドレンパンに、100cc程度の水を、スプレイヤーで流してみる。
 室外機側のドレンパイプから、流した量の水が流れ出ていれば、ドレンパイプは詰まっていない。
 詰まっていれば、灯油ポンプなどで詰まりを吸い出しておく。

 吹き出し口の中に洗剤と水をスプレーするから、その水が戻ってきて垂れるのを受ける工夫をする。
 ビニール袋をハサミで切って、吹き出し口の下全体に合わせるように布ガムテープで貼り付ける。
 500ccくらいの水を受けられるように工夫してビニールを貼り付けておく。
 壁に洗剤や汚れた水が掛かるかもしれないから、エアコンの下の壁にビニールを貼っておく。新聞紙でもよい。
 布ガムテープで貼れば半日くらいならキレイに剥がせる。

 床にも水が垂れるかもしれないから、ビニールを敷いて、その上に新聞紙を敷いておく。

 清掃の手順
    <洗浄>
 住宅用洗剤を二十倍程度に薄めた洗剤水を200ccくらい作って、スプレイヤーに入れる。
 それをアルミフィンと吹き出し口奥の送風ファンにスプレーする。

 まず送風ファンにスプレーする。
 送風ファンは奥にあるため、スプレイヤーの吹き出し口を遠くに飛ばす形にしてスプレーする。
 左手でパイプ掃除用ブラシを持ち、その先で送風ファンを回転させながら、万遍なくファン全体に洗剤水が当たるようにスプレーする。
 ファンの周りのプラスティック部分にも掛ける。使う洗剤水は100ccくらい。

 熱交換器のアルミフィンにも、残りの100ccを万遍なくスプレーする。
 こちらはスプレイヤーの吹き出し部分を、近くに飛ぶ広がる形にしてスプレーする。
 右側の電装基板に水気を当てないようにするために、右側すみの5センチくらいは掛けない。
 掛けない部分の汚れを取るのは諦める(私がやるのであれば当然ギリギリまで汚れは取る)。

 パイプ掃除用ブラシで、送風ファンを地道にこすって汚れを落とす。
 ファン周りのプラスティック部分には、小さい柄付きスポンジで擦ってカビを落とす。

 熱交換器のアルミフィンは、窓サッシ掃除用ブラシで縦に擦ってカビ汚れとホコリを落とす。

 カビキラーがあれば、熱交換器のフィンの下側1センチくらいの場所を目掛けて、少なめにスプレーする。
 このカビキラーはアルミフィンの汚れを取る目的ではなく、フィンの下にあるドレンパンに溜まっているカビを取るため。
 しかしカビキラーはアルカリ性が強いために、アルミフィンを腐食させてしまうから、一番最後の工程にする。
 窓サッシ掃除用ブラシの毛の先端で、ドレンパンを掃除する。毛を縦に動かし、ドレンパン内側にぶつけるように動かす。
 カビキラーがない時は、濃い目の住宅用洗剤をスプレーして、同じ事をする。だがカビには効果がないと思う。

    <濯ぎ> 洗剤分を残さないために濯ぐことが大事。
 汚れたブラシとスポンジを洗う。
 スプレイヤーの中を濯いで、500cc程度水を入れる。

 汚れ分をすすぐために、汚れを浮かせたアルミフィンに向かって強めに水をスプレーする。
 汚れが落ちないところは、ブラシで汚れを払い落としながら水をかける。
 このとき、内部への養生マスキングをしていないのだから、細かいすみずみまでは水をかけないようにする。水が隙間から染み込んでいって、電装基板に水気が行く可能性がある(もちろん私の仕事では、マスキングを厳重にするから、すみずみまで真水をかけて濯ぐ)。

 あまり一時に大量の水を掛けないようにする。
 ドレンパンからドレンパイプを通って時間当たりに排水できる量は決まっているから。ドレンパンからあふれた水は電装基板に行ってしまう。だが手動のスプレイヤーで思い切りスプレーする分には大丈夫だろう。

 室外機側のドレンパイプから汚れ水が出ているのを確認する。
 汚水が流れ出て周辺が汚れるのが嫌ならば、汚れ水の出るところの周りを養生しておく必要もある。

 送風ファンにも水をスプレーする。水をかけながら、パイプ掃除用ブラシで擦り、汚れを落とす。
 周囲もスポンジで擦り、汚れを落とす。満遍なく水をスプレーする。
 このときのスプレイヤーの吹き出し部分は遠くに届く形で。
 送風ファン周りから汚れた水が出てきて、最初にセットしたビニールに溜まる。

 このとき、壁に汚れ水が垂れていってないか、何度も確認しながらスプレーする。
 壁に垂れていれば素早く拭き取る。垂れた直後ならば拭き取れて、汚れは残らない。

 薄い洗剤と少ない洗剤量なので、熱交換器のアルミフィンに500cc、送風ファンとその周りに500ccと、全部で1リットルも水をかければ濯げると思うが、やってみてないので足りないかもしれない。足りなければ繰り返す。水の重さでビニールが落ちないように確認しながらスプレーする(私の場合は、濯ぎ水は10リットル以上使う)。

 ビニールをロート状にして筒を長く伸ばし、バケツを床に置いて、そのバケツに汚れ水を溜めれば、水の重さを気にしなくとも済む。

 目視で汚れがなくなったら、そして垂れ落ちる水が透明になったら、あるいは気が済んだら、やめる。

 アルカリ性を中和するために、お酢をほんのちょっと混ぜた水をスプレーしてみるのもいいかもしれないが、お酢の臭いが残るかもしれない。やってみてないので分からない。
●カビキラーやアルカリ性が強い洗剤を使ったときは、お酢を使うと毒ガスが出るので使わない! 使うなら5リットルくらい真水で濯いでから使う!(本来ならば専用中和剤が必要)。

 ビニールを取り外す。このとき壁に汚れ水が付かないように気をつける。
 エアコン本体を、乾いたタオルで水気を拭く。
 道具を片付ける。
 エアコンから、拭き取れずに残った水滴が垂れてくるかもしれないから、床のビニールと新聞紙はそのままにしておく。

 内部を乾燥させるために、念のため、一時間から半日程度そのままおいておく。一日置いておけば乾燥しているから大丈夫。

 電源をいれて動作確認
 送風ファンが回り始めた瞬間は、ファンに水気が付いていると一気に外に飛び散るから、そういうときは吹き出し口の前で、タオルを両手で広げておいて受ける。

 悪臭が取れていなければ、再度する。今度は洗剤濃度を上げてみる。洗剤濃度を上げれば濯ぎ水も増やす。
 洗剤の臭いがするならば、もう一度念入りに濯ぐ。
 以上。

フローリング階段の剥離作業

 今日、初めて一般住宅の階段の剥離をした。
 ビル階段の剥離は数えきれないほどしてるし、フローリング床の剥離も何十回もやっている。
 だけどフローリング階段というか木の床の階段の剥離作業は、考えてみれば初めてだな、と剥離剤を塗りながら思った。
 写真撮ろうかな、と思ったけど、いざ始めると、木に強アルカリ剤を塗っているのだから、ひたいから汗が吹き出るほど神経と手を早く動かして手が離せなくなっているから、携帯でセルフタイマーというような悠長なことはしていられなかった。

 夕方仕上がりを見直してみたら、一段だけ汚れがかすかに取りきれていなかった。
 汚れの上にワックスは塗れないから、明日時間作って手直しするつもりだ。

 一般家庭の階段は狭い。狭い中で強い洗剤類や沢山の道具や重いバキュームを持って、登ったり下ったり。
 膝と腰と肩と背中と、とにかく全身にキた。
 救いは、階段の壁に手すりがあったことだ。
 無意識に俺の手は手すりをつかんで登ったり下ったり。
 手すりというものは、ありがたいものだなあ、と思った。

 しかしとにかく、木の階段剥離初体験は、緊張したのであった。
 でも経験できた。

モップを素手で絞れる理由

 モップの糸の水気を絞るための道具があるけど、それで絞っても水気はほとんど取れないものだから、モップを手で絞るのは、掃除屋さんなら当たり前のことなんだけど、僕がそれを初めて見たのは二十年も前のスーパーに勤めてたときの、店のトイレの中でだったよ。

 背の低い僕よりももっと背の低い中年の女の人が、何か不吉なことをブツブツ言いながら、トイレの奥の大きな流しの、それは清掃の道具を洗うためや汚れ水を流すためのものだと掃除屋さんになった今は分かるんだけど、その流しでモップの長い柄を抱えるようにして両手で絞っていて、それも素手で、どす黒くなった色のモップの糸を、手で巻きつけるように絞っているのを見て、ああ、汚いなあ、手が汚れるのになあ、とそれを見た僕は、そこから後ずさりしながら思った憶えある。

 そしてそれをはっきり憶えてるから、僕は、いかにモップを汚さないかということに神経を使ってきたんだ。

 その方法として、汚れ落としのためにはモップを使わない、ということだよ。
 汚れをこする道具は、スポンジやパッドで擦って、浮かせた汚れは、水も吸い込むバキュームで吸い込んで、最後の仕上げ拭きだけに、モップを使うようにした。
 そうすればモップは汚れないから。

 だから僕のモップは汚れないんだ。ほとんど白いまんまなんだ。
 それに一回使うごとに、何回も下洗いしてから洗濯機で洗ってるからね。
 だから僕の顔も拭けるぐらいの清潔さだよ。

 だから清潔だと思えるから、僕は素手で、絞れるんだ。

ダガシ流ハウスクリーニングホームページ診断

 前からよく全国のハウスクリーニング業者のホームページを見るんだけど、ほとんどが頼みたいと思えない感じだよ。

 僕がいいなあと思う感じは…、
 文字が大きいこと。
 写真は自分で撮影したのを9割は使ってること。
 人まねじゃなくて自分の言葉で書いてること。
 横文字より普段の日本語を重視して書いてること。

 そして安さで釣ろうとしてないこと。
 分かりやすいのはサイトの中のエアコンクリーニングのページを見て、家庭用一台12000円以上でやってること。
 それからフローリングワックスがけのページを見て、一畳あたり2500円以上でやってること。
 きちんとしたフローリング洗浄ワックスがけならば、一畳あたり40分は掛かるもんさ。

 作業にどうしても必要な時間は、丁寧に時間をかけて作業してること。
 それはエアコンクリーニングだったら家庭用一台で最低でも二時間以上かけてること。

 代表者の写真を何枚も見られるようにしていること。
 それは責任を明確にしているからだよ。

 日記ブログを書いてるのなら、しかもそのブログにホームページからリンクさせてるのなら、内容はともかく(掃除屋さんにブログの内容は期待しないから)、せめて四日に一回は書いてること。
 それは怠け者じゃないという証明になるからね(内容が伴っているのならば飛び飛びに書いててもいいけど、そういうブログはハウスクリーニング業界じゃ二つ三つしかないよ)。
 怠けたがる人間に、結果を出そうとしない人間に、誰が仕事を依頼しようばね。

 問い合わせメールフォームで、住所や電話番号を書かなきゃ送信できないようにしてるのがほとんどだけど、初めて問い合わせするのに身元を明かさなきゃ聞けないというのもオカシナことだと思うし、個人情報を集めたがっているようで胡散臭く感じるよ。
 住んでいる県を書かせて送信させるのも多いけど、違う県の人が自分に依頼するとホントに思っているのか不思議なんだな。それって単にメールフォームの原型を考えなしにそのまま使っているだけのことなんだろううにさ。
 隣の市町村の人が依頼してくれるのだって、一年に一回あるかないかぐらいだろうに。
 ましてや別の県の人が依頼してくれるのは、東京の外れの業者が、隣の県の人から依頼されるぐらいだろうね。
 逆は、ないよ。だって自分より田舎の業者に依頼しようという人は、よっぽどじゃなきゃ、いないだろからね。

 それから、住所をグーグルマップで出すなんてことをして、ページを表示させるのにとっても時間かかってしまうのに、それに無頓着なのは駄目だ。
 だって僕らの商売は、お客さんに来てもらって品物やサービスを売る商売じゃないんだから。出張してする商売なんだから。基本的に地図は出さなくともいいんだからさ。
 あってもなくてもいい地図みたいなものを自己満足で出して、ページが切り替わるのに一分くらいも時間かけている、そういう事に無頓着なのは、頭の悪い無神経さを露呈していることになるもんさ。
 頭が悪くて無神経な人間は、何の仕事でもいい仕事は出来ないよ。

 僕、そんなところを反面教師として、よそのホームページを見ているんだよさ。…そういうダガシは、意地が悪いのかね、ハハ。

光らせるものは光らせない

 光るものを光らせるとキレイに見える、と掃除の業界じゃ言ってるけど、それってただうわべだけキレイに見せておくって発想なんだな。
 蛇口とかステンレスとかだけを念入りに磨けば、そりゃ一見ピカッとしてそうに見えるけどさ。

 でも、ドアと建具の隙間の見えないところに溜まったホコリやカビとか、キッチン収納扉の内側のゴムパッキンのその裏の部分に溜まった汚れとかを取らないと、清潔にはならないし、いつまでも何となく何か臭いがするって状態なんだな。

 僕のハウスクリーニングの目指すところって、そこに住む人が気持ち良くなるためにするものだと思ってるから、その家の汚れのにおいまで、取り除くべきだと思ってるから、普通の掃除屋さんとは逆の方向なんだ。
 蛇口を光らせるのなんかは当たり前であって、見えないところに溜まった汚れやカビやを取ることが、お銭をもらってする仕事だと、思うから。

 なぜ、光らせるものを光らせろ、という発想が生まれたかというと、それは空き部屋清掃の仕事から出た発想だよ。
 空き部屋清掃ってのは、そこに住む人のために掃除するわけじゃなくて、その部屋を貸している大家であったり不動産屋であったりする側の人間に向けて仕事してるから、一見のパッと見だけを重視して仕事する方向なんだ。
 だから見えない場所は触らないし、濯ぎをきちんとしないで掃除した場所に洗剤分が残ってたってお構いなし、ということになりやすいんだな。
 かける時間をいかに短くするかが、一番大事だという発想なんだな。
 
だから空き部屋清掃をしてる清掃業者は、根本的な在宅ハウスクリーニングは出来ないよ。だって普段やってない事を急にやれと言われても、人間、そうそう出来ないもんね。普通の大工さんが、宮大工の仕事を出来ないように…というのは例えが外れてるかな、でもまあそんなものでさ。

 テレビでも雑誌でも、掃除の特集なんか組むと、そこらへんの掃除屋に取材するから、日本中のそこらへんの清掃業者って空き部屋清掃がハウスクリーニングだと思ってるから、だからテレビも雑誌も、光らせるものを光らせましょう、なんて考えなしに言ってて、そこから先を考えないんだな。

 だから僕は、光らせるものを光らせる、という言葉は使いたくないんだ。

検索順位のための相互リンクなどマイナス

 今日グーグルからもヤフーからも、新しいホームページのほとんどのページがインデックスされてた。
 相互リンクのページもね。
 トップページの検索順位も上がってた。
(それはこのfc2のブログから今まで実験的にリンクしなかったんだけど、きのう初めてリンクしてみたからだろかもね)
 これでやっと引け目なく、相互リンクのお願いが出来るよ。

 でも今のところ、僕の相互リンクのページに載ってる人以外で、日本中に、相互リンクしたい掃除屋さんも便利屋さんもいないんだけどさ。
 あそこに載せる了解もらった人以外で、ああ、この人と仲良くなりたいな、と思える人もいないんだ。
 だから今のところは相互リンクしてもらってる人はホント少ないよ。

 それに僕は、検索順位を上げるためだけの相互リンクは絶対しないと決めてるもん。
 自分の仕事に対するポリシーを捨ててまで、自分の仕事のポリシーに反する人とリンクし合うことは、長い目で見れば自分の首を締めることになると思うから。

 全国の、ハウスクリーニングでも便利屋さんでも、そうだなあ…、十軒くらいの人ならば、僕の仕事への信念みたいなものと共感できる人は居るのかもしれないけど、たぶん二十軒はいないと思うよ、ただの直感だけどね。

 だから人が人に直接仕事をするタイプの仕事の、仕事の細部が個人的な知識と技術の技量で成り立っていて、そしてホスピタリティっていう誰もが持っているわけじゃない客商売の才能が必要な、そういうハウスクリーニングという仕事は、フランチャイズとか大企業とかいう形態には馴染まないと思ってる(介護や医療の人間の、あの、ホスピタルなんていってても、介護ロボットみたいな、看護ロボットみたいな、チンピラ臭い人間が横行している業界を見れば分かると思うもんさね)。
 それを耳障りのいい言葉で飾ってる会社は、信用できないと、思うよ。
 僕は、人が見ていない空き部屋清掃をしているわけじゃないんだからさね。

 そうしてできれば早く、十軒ぐらいのそういう人と、めぐり会いたいなと、思うのだけど、むずかしいのだろうよさね。

値段じゃないと思ってくれる人にヘトヘトになる幸せ

「うちは高いですから、余所の掃除屋さんにも料金訊いてみてから、また電話してみてくれますか」と、エアコンクリーニングのときには特に言ってるよ。

 昭美堂の単価は、新潟県の他のハウスクリーニングやエアコンクリーニングの値段より高いから、後で、「お宅は高かったのね」、と他所のやり方見ないで言われても嫌だから、最初から言ってる(まあ今までそう言われた事はないけどさ)。

 それで頼んでくれない人は沢山いるけど、そういう人は僕のお客さんではない人だと、仕分けしてるつもりだから、あえてそうしてるんだ。

 それでもダガシに頼んでくれる人っていうのはね、値段のタカヒクじゃなくて、仕事はきちんとしたことをせよ、という人だから、僕もそういう人には、自然に敬う気持ちが出てくるから、一生懸命にならざるをえないんだよさ。
 絶対、この人の思う結果を出すぞ! とね。

 そういう人に付き合ってもらえる幸せ感じながら、ヘトヘトになる幸せ、かみしめるひと時、だよ。

人を死なせるより前のめりでドブに顔突っ込み、そしてまたいつもの新潟市嫌いのことも

 今日、夕方帰ってきて遅い昼ご飯食べてたら、エアコンクリーニングの、値段、の問い合わせ電話が何件も掛かってきたよ。朝早くにも同じ内容の、チラシを見たんですけどエアコンクリーニングいくらですか? という電話がいくつかあったよ。チラシに料金ハッキリ表示してあるのにさ。
 ちゃんと見ろよ! と言いたくなるけどね、ハハ。
 そして僕がクリーニング価格を言うと、電話かけてきた人は「頼むようでしたらまた電話します」と言って、ガチャンと切るんだ。

 昭美堂は、安けりゃいいという人間は、ハナから相手にしてないのになあ。

 だから明日からは、ただ料金を聞いてくる電話には、去年と同じように、
「うちは高いですから、おたくには向いてませんよ。はいサヨーナラ!」とハッキリ言おうと思ってるよ、ハハ(業者の人間の喋り方で、そこの仕事振りを推察する、という目的ならば分かるんだけどさ。僕もいろんな業者さんに電話かけて、その対応の仕方で、その会社のレベルを判断すること多いからね。でもね、昭美堂のチラシに料金は書いてあるんだし、それよりなにより、ダガシはある種の能力で、パッと人の人間が分かってしまうんだよさね。だから今日のような電話掛けてくる人間には、おもにそういう新潟市の人間には、僕は邪険に応対するよ)。

 それで僕が新潟市で商売が立ち行かなくなったら、僕はキッパリ掃除屋さんを辞めて、新潟市から出て行くつもりだから。
 それで何をやるって?
 まあ乞食でもして、日本中を歩こうか。

 それで世の中がイヤになったとしても、こないだの秋葉原の事件みたいなことは僕はしない自信あるから大丈夫だよ。当たり前だよね。
 世の中が心底イヤになったら、人様を死なせる方向じゃなくて、自分が死ぬだろうな。
 フラフラになって歩いていって、もう歩く力もなくなったら、そのまま前のめりにドブの中に顔を突っ込んで、ドブの水を飲みながら窒息死するだろうな。

 そしてそうしてね、この、質はどうでもいいんだ、ただ安けりゃいいんだという人間は、僕の嫌いな大概の新潟市民だけじゃないだろね。
 日本全国、というか世界中にいるだろから、僕の新潟市嫌いの理由にはならないだろけどね、ヘヘ。

 ところで今日、初めて仕事受けたお客さん、この奥さんは新潟市の生まれ育ちじゃないな、とピンときたから、お掃除終わってお金もらって帰るときに恐る恐る聞いてみた。
「奥さんは、新潟市の生まれじゃないでしょ?」と。
「そうですよ。○○で生まれました」と、やっぱりだった。
 だってその人、とても気がつく人だったからね。
 ダガシが「新潟市生まれじゃないでしょ」と言うのは誉め言葉なんだけど、その奥さんはヘンな顔したから怒らせたかなと思ったけど、まあ、これは誉めてるんですと言うとベンチャラになるから、あえてそのまま帰ったよ。

 その奥さんはブログ読まないだろから、怒らせたまんまだろけど、まあ、またいつか縁があったら、またダガシにお掃除頼んでくれると思うよ。…だって今日の仕事の結果も、僕の仕事振りも、僕、自己満足できるくらいの出来栄えだった自信あるからね。
 またダガシの自慢が始まったね、ゴメン。

ラジオを聴く犬

 定期的に家事代行で伺っているお宅に家の中で飼っている犬がいてね、その犬君は犬種は知らないけどコリーの小さいので、鼻がすっととおってて、すごく賢そうな顔立ちの彼なんだ。
 その犬君は、白内障で瞳が白くなっていて、歩くのには杖が欲しいぐらいの足どりなんだけど、僕がその家の玄関とびらを開けるとさ、嬉しそうにしっぽを振って、爽やかな声でワンワンとほえて、出迎えてくれる彼なんだ。

 僕がそこのフローリングを這いつくばってタオルで拭いているとね、いつも犬君は僕のそばに寄ってくるんだよ。
 そうすると四つんばいになっている僕の顔と、犬君の顔の高さがちょうど同じになってね、いつも彼は、僕の息の匂いを嗅ごうとするみたいにして、僕の口もとに長い鼻を寄せてくるんだ。
 めずらしい匂いがするのかな。

 こないだいつものように玄関の上がりかまちにラジオを置いて、僕はラジオ聴きながら家じゅうのフローリングを拭き掃除してて、ふっと玄関のほうを見たらね、彼はいつのまにかラジオのそばに寝そべっていて、そうしてラジオのほうに顔を向けて、そうだ、あのビクターの犬みたいな顔で、アナウンサーの喋るのをじいっと聴いてたよ。

 犬くん、彼はもう、十七歳になるんだって。

流しシンクを傷つけないように

お客さん家のレンジの五徳とか金物の硬い物を、シンクにじかに置くとね、ステンレスが傷つきそうで怖くてさ、20071227095427
 それで100円ショップのプラスティックの敷物しいて、洗いました。
 もう一枚敷いた方が安心みたい。

ハウスクリーニング作業の好き嫌い、ダガシの場合

ハウスクリーニングで僕、どこの場所をお掃除するかの、好き嫌いがあるんだよ。
 一番好きになれないのが、お風呂場だ。
 お風呂場のお掃除って、洗剤を塗って、こすって、水流せばいいだけだから、特に頭も知識も要らないから、体力勝負ってお掃除場所なんだな。
 まあ、汚れがカルシウムなんかのミネラルと一緒になって、石みたいになってる汚れ落としとかは知識要るけど、これも一遍覚えたら、後は応用すればいいだけだし、蛇口とかのメッキの金物やプラスチックには強く擦らないようにとか、…そのくらいの知識だから、あとはもう、浴室じゅう、天井から、壁、浴槽、床と…、カビがひどいときはカビ取り剤を、水垢がある時は水垢取り洗剤を、と順番に塗りまくって、スポンジとブラシで擦りまくって、あとは風呂場じゅう水かければ、OKなんだよね。
 アタマは使わないけど、体力はたっぷり使うし、アルカリ性のカビ取り剤や、ミネラル汚れ落としの酸性洗剤使うから、肺にはものすごく悪いだろうと思うよ(…怖いです)。
 だから僕、浴室クリーニングは、カンタンなのに、ぐったり疲れるし、体に良くなさそうだから、あんまりやりたくないというのもあって、今16500円で受けているんだ。

 反対に好きなのは、床のワックスクリーニングだな。
 これは知識と技術が要るよ。…だから好きなんだ。
 特にフローリングの汚れを落とすのは、そこらへんの掃除屋さんは、できないもんさね。
 フローリングの古いワックスを剥離するのなんて、極端に言えば、上手にできるのは、日本中でも、そう何人もいないと思うよ。
 だって、フローリングの表面って、1ミリあるかないかぐらいの薄い膜で出来てるんだから、強いアルカリ性の剥離剤で、その表面をガサガサにしないで、板自体を反らさないで、板と板の隙間に水気を入れさせないで、なおかつ完璧に古いワックス分を取り除くなんて、…まあ、知識だけじゃ出来なくて、手指の動かし方も、難しいんだよ(…あ、ジマンかな、ゴメン)。
 いや僕だって、僕の知識技術なんて、まだまだだと思うしさ。だから、いつも勉強だよ。
 それだから、難しいだから、フローリングのクリーニングはおもしろいと思うんだ。

 そして今、昭美堂のフローリングワックスクリーニングの料金は、一畳当りで2800円だけど、世間のお掃除屋さんはだいたい1500円くらいなんだ。
 フローリングを洗って汚れを落として、ワックスを塗るとすると、僕の場合、畳一枚あたりで、だいたい1時間弱かかるよ。
 そうすると1500円じゃ受けられないもん。
 いったい他の掃除屋さんは、どうやって1500円でやれるのか不思議なんだけどね。

 他には、キッチンの換気扇とかはこれは、地道な作業だよ。
 油汚れに洗剤つけて、落ちるまで何べんも拭き取る作業。…僕は好きでも嫌いでも、ないかな。
 トイレも地道な作業で、同じだね。どっちかというと僕、トイレ掃除のほうが、好きだな。

 エアコンクリーニングは、ハウスクリーニングに比べれば作業自体は単純なんだ(だからエアコンクリーニングやる業者が全国にいっぱいあるんだろうね)。
 でも単純でも、きちんと汚れを落としたか落とさなかったかは、外側からは分からないから、正直にエアコンの中の全部の汚れを落とすには、時間と手間がかかるんだ。
 そして脚立に登ったり降りたりするのや、脚立の上で腰を反らしながら二時間以上、気持ちを集中して作業するのは、…けっこう辛いもんだよ。
 だからエアコンクリーニングも、それほど好きというわけじゃないかな(でも得意だけどね。あ、またジマンかな、シツレイ)。

 そういえばガラス拭きは、好きじゃないなあ。
 これは一等単純だから。
 アタマも使わないし、体力も、それほど使わないから、半日もやると、飽きてくるというのが、正直なところかな。
 それにサッシのレールの溝汚れ取るのは、単調だけど時間かかるからね。

 ということで、ハウスクリーニングの作業の種類っていうと、大まかに分けると、これくらいかな。
 ああ、そうだ、掃除機をかける事だって、簡単なようで、けっこう知識と技術が要るんだよ。長くなるから言わないけどさ。

 そして僕、フローリングのクリーニングが好きだということは、考えてみると、僕は難しいことが、好きなんだな、ということだろね。誰にもあんまり出来ないことをやるのがね。
 …まあ、自己満足なんだろうけどさ。

 でもその自己満足で、お客さんが喜んでくれるのなら、自己満足も、良しと考えようか。
 そうだ、そうだよ。何の種類のハウスクリーニングの作業でも、お客さんが喜んでくれると、その喜んでくれること自体が、僕の喜びなんだって、分かるんだな。
 これだね。

梅雨になったから風呂場のカビ取った。珍しく

 梅雨になったとたんに風呂場にカビが生え出したよ。
 毎年なんだ。
 風呂場のカビ生えてるところだけ擦り落としたよ。
 他の部屋なんか満足に掃除しないのにさ。

 でもね、カビだけは、ほっておくと広がるからね。
 黒い奴が大きくなる前にサッと取っておけば後がらくだから。
 スポンジの緑色の堅い方に、ちょっと石鹸つけてこすれば簡単に取れるよ(でもゴムパッキンに染み込んだカビは取れないけどさ。そしてプラスティックにもカビは染み込むんだよ。カビだけじゃなくて煙草のヤニとかも染み込むんだよ。…僕、そういうの作業で経験あるもんさ。その時はビックリしたもん)。

 だからカビ取りは、梅雨になったら、すぐやるべき作業だよ。
 掃除嫌いの怠け者のダガシでも、やるからね。
 またたまには僕も、掃除のこと書いたね。珍しい。
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