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徒然のブログ

つれづれの思いなどを

人は死ぬことを教えてくれる何人目かの談志

 立川談志が死んだそうだが、談志でも死ぬのだなと勉強になった。
 落語は大の大好きなのだが、落語家というので好きな人はいない。
 落語は無名性の芸能だと思っている。テキストが主だと思うのだ。テキストの内容で、人間の本当のことを教えてくれる芸能だと思うのだ。
 だから落語はテキストが主であり、話者は従だと思うのだ。
 落語を好きになったのは、落語を聴いたのではなく、落語の本を読んだのがきっかけだったからだ。
 中学校に入ったばかりのころ、いとこの落語の文庫本を借りて読んで、落語とはおもしろいものだと思ったのだ。
 それから古本屋で落語の文庫本を何冊も買った。そして毎日眠る前に布団の中で読んだ(だから目が悪くなった)。

 談志は好きでも嫌いでもなかったが、どうしてか死なない人のような気がしていた。
 ガンになって長年たっていて、ときどきテレビに出て好き勝手なことを言って、そしてガンでも死なないのだから、談志は死ぬことはないような気がしていたのだ。

 それでも死んだから、談志も人間だったかと思った。
 ということは俺でもそのうち必ず死ぬのだと再認識させてくれた。
 ありがとう。

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