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徒然のブログ

つれづれの思いなどを

質より量を目指す日本人と欧米人

 ロシアがクリミア半島を領土にしたそうだが、それでいいと思う。プーチンは男らしいし、フィギアスケートのリプニツカヤの可愛いさと頭の良さで、私は今のロシアを好きだと思っているから。それは自分でも何というミーハーな考え方なのかと思うけれど、そう思ってしまうのだから仕方がない。

 インターネットのニュースでは、ウクライナの中でテロをして政府を転覆させた勢力を援助したのは、アメリカとヨーロッパの国々だというじゃないか。それが本当なら、というかテロをして作った政府の要職の人間を招いているアメリカの方が、まさしくウクライナを混乱させているのを証明している。
 でもそれを日本のテレビやラジオでは、どうしてなのか報道しない。何か意図があるのだろう。

 プーチンもオバマも、そのほかの国の首脳たちも、一人の人間としては、他人にたいして思いやりがある優しい人なのだと思う。でも家の外に出て仕事をしはじめると、その人たちは、自分のやっている仕事上の人格を演じるようになってしまって、生き物が持っている泥棒根性になってしまうのだろう。
 それはつきつめれば、自分が一番大事だと思っていることにつきる。それはふつうの人間なら仕方ないかもしれないが、国家の何億人の人々の代表ならば、自分を捨ててほしいと思うけれど、何億人の代表になる人間は、普通の人間の心も代表するから、普通の人間の泥棒根性になってしまうのだろう。

 そういう自分さえよければいいという浅はかな人間は、最後の感情にまかせて核爆弾の発射スイッチを押してしまうのじゃないかと心配するのだけれど、そのスイッチは、核弾頭をのせたミサイルを発射させるには、何重にも段階があるのだろうと勝手に思っている。スイッチを一回押しただけではミサイルは発射しないのだと、どうしてか思う。前もって人間の浅はかさを計算していて、発射を制御しているのじゃないかと、希望的なことを思っている。そうであってほしいと。

 クリミア半島でのアメリカの動きは、今のところロシアのスピードに追いつけていない。ロシア軍の動きを、アメリカは知らなかったのだろうか。アメリカ軍の、人工衛星を使って調べる地上映像は、ねずみの動きでもわかるということを聞いたことがあるが、それは私の聞き間違いだったのだろうか。
 衛星から調べる映像がそれほど不正確ならば、核弾頭のミサイルの命中精度も正確ではないのかもしれない。核ミサイルというのも、きちんと目指す相手の位置に落とすことはできないのかもしれない。いや本当は、発射することさえできなくて、発射前に爆発してしまうのかもしれない。ということは、核爆弾を持っていることが、負けてしまうことになる。

 私は基本的に、日本国は核爆弾を作って、ミサイルを作って、原子力潜水艦を作って、それに核爆弾をのせて、100発くらいは他国にいつでも落とすことができるようにしておきたいと思っている。でも今のアメリカに実質的に占領されている状態だと、核爆弾を作ることも、ミサイルを作ることも、潜水艦を作ることも、それができない。私がアメリカなら、日本に勝手なことはさせないだろうから。
 だから日本は、核爆弾を持って、いつでも発射できるようにしたいと、アメリカに素直に伝えて、素直に宣言することを、日本の人々の世論にすることが大事だと思う。別に戦争したいと思っているわけじゃないのだから。覚悟をしめすだけなのだから。

 でも、自分のことを自分でしないで、怠け者がほとんどになってしまっている日本人は、大切なことから目をそらす人間になっている。その証拠は、生きることの大切なことから目をそらして、金儲けと、無駄に生きる時間を伸ばすことという、質より量を求める、考えなしのミーハーの価値観が世論になっている。

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