新潟のハウスクリーニング屋さんが出す母への手紙

新潟市のハウスクリーニング屋さんが、ちょっと遠くに住む母親に送る近況報告と、つれづれの思いなど

その家の人は飼ってる犬と同じ顔つきなのかどうか

 チラシをポスティングしてて、そこの地域のほとんどの家が犬を飼っているってところがたまにあるんだけど、そういうところは一軒が飼いはじめたら、まわりの家も飼おうかなと思って近所じゅうが飼うのかな。
 不思議なんだけどそういう地域の犬は、ほとんどの家の犬が不機嫌なんだ。

 人間が、というか僕が家に近づいていくと、五軒ぐらい先なのにもう、ワンワン、ワンワンと吠えまくるんだ。一匹が吠えだすと、まわりの家の犬が次々に吠えだすんだ。うるさいんだ。
 人間が来て嬉しくて吠えてるのかなと思ったら、違うみたいなんだな。

 僕がその家の門の前に来ると、吠えてた犬の顔は、牙を口の横からむき出してウーとうなってるんだよ。
 でもその四本の足は、何だか後ずさりしてるみたいなカッコしてるんだ。
 たぶん気が小さいんだろね、吠えてた犬は。

 僕がその家のポストに歩いていくと、やっぱり犬は吠えながらうなりながら後ずさりするんだけど、ポストにチラシ入れて帰ろうとして、振り向いたとたん、こっちにおおいかぶさるように急に吠え声が大きくなって、後ろを見たら鎖を振り切らんばかりにして僕に向かってくるんだ。
 動物って、後姿を見せたら噛み付くっていうけど、そうみたいだね。

 でも、ときどきだけど、よく来たねというふうな顔で、のんびりした顔で、寝そべったまま笑っているような顔つきのおっとりした犬とか、来てくれた来てくれた、ああ来てくれましたねと、尻尾が遠心分離機みたいになって振り回している可愛い顔した犬も、新潟市には、とっても少ないけどいるんだよ。そういうときの犬の顔は、嬉しくて笑ってると分かる顔なんだ。

 そういう家は、飼ってる犬と同じ顔つきの人が住んでいるのかな、と思ってみたりするんだよ。

あまが教える今の日本人

 あまというお相撲さんが大関になろうとしてるんだってね(あま、の漢字知らないから、ひらがなで書くよ)。
 あまは、すばしっこくて、技のデパートと言われた力士に似てるな。…これも名前出てこないし、モンゴルの人と日本の人と、ごっちゃになってる。

 しかし今お相撲の世界で強い人は、モンゴルの人ばっかりみたいだね。
 日本人と、からだのつくりが根本的に違うのかな。
 それとも日本人と、心のもちようが違うのかな。

 どっちもかな。

ぜんぶ知ってる白い月

 陽の暮れるのが早くなって、
 一番星を見つけられるし、
 お月さんも早めに顔だす季節だね。

 今夜は透き通るような、
 大きくてまん丸の月だね。

 きょうはもしかして、
 十五夜からの、ひとめぐり、ふためぐりの日かな。

 僕の考えてることなんか、
 上のほうから、
 ぜんぶ知ってるみたいな顔してる、お月さまだよ。

ダガシの食べる肉の変遷

 子供のころは豚の小間切れ、たまに食べるのが御馳走。
 もつの煮たのも多かったな。

 スーパーに勤めて牛肉に目覚めて、ロースとかヒレとかのステーキを食べてみる。
 でもそれほどでもない。

 焼き鳥屋さんに行くのに凝った時期。毎日のみに行ってた時期。
 そして鶏皮の焼いたのばっかりが好きだった時期。

 そしてこのごろは鶏肉。
 むね、もも、手羽元と食べてきて、ごく最近は手羽先を煮たのがお気に入りだよ。

 だんだん先っぽに行ってるね。
 骨ばってるから食べにくいけど、皮も沢山あって鶏肉の濃い味がして、おいしいんだな。

安心安全というのは偽装、そして幻想

 安心安全なんて言葉を、広告でよく使ってるね。
 テレビでもホームページでも。

 安心も、安全も、世の中には、ないものなのにさ。
 だって世の中には、百パーセントなんてものは、絶対なんてものは、ないものなんだから、だから安心も安全なんてのも、ないものなのにさ。

 それなのに自分のところは安心安全と言いふらしてる。

 何年か前のマンションの偽装の建築とか、去年からの食べ物の偽装とか、偽装、偽装が、流行ってたからね。

 偽装をした人間は、即、死刑にしてさ、…でもそういう見せしめしても、それでもまあ、人間は百パーセントじゃないから、偽装はなくならないだろうから、それなら偽装はやってもいいかというと、それは駄目だから、話ずれるけど、それでもそれでも、死刑は必要だと、ダガシは思うよ。

 そして安心安全と言いふらしてる人間も、それは偽装だということ、分からせたいもんだよ。
 そして安心安全なんてのを単純に信じている人間は、だから他人にすぐ責任を押し付けるんだよ。

 どっちも、根っこは、同んなじなんだろな。
 責任を他人になすりつけることでさね。そのズルさでね。

 安心とか安全とかは、僕は幻想だと思ってるけど、幻想だと分かっていながら、求めつづけるものなら、ちょっとは求めてもいいものだとは、思うけどね。

寒さに体あわせるのに夢も使ってる

 今朝はくしゃみが何回も出た。
 毎年この頃になると、朝、四時前に目が覚めるんだ。
 寒いからというわけじゃなくて、たぶん、季節が変わるから、それに体をつくりかえようとしてるんだろうかな。
 身体がとまどっているって感じかな。
 夜も十時過ぎに眠くなるし。

 この時期は夢もよく見るなあ。
 中身は憶えてないけど。
 暖かい時期を忘れるために、寒い季節に合わせるために、眠ってるときも使って、夢も使って、身体を変えてるのかな。

障子の張り替えは子供にやらせたい

 障子紙の貼り替えしたよ。
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 小さいころ母さんと一緒にしたのを憶えてるから、障子張り替えは家族で、それも子供と一緒にやるのがいいと思うから、うちに依頼されたら、つい、ご家族でしたほうがいいですよ、と言ってしまうんだよさ。

コンビニ続々なくなってる

 最近コンビニが何軒も店じまいしてるよ。
 とくに新潟市の街なかの店がやめてる。

 オーナーが年取って、後継者がいなくて閉めるのかな、と思ったけど、違うみたい。
 萬代橋のそばに去年できたセブンイレブンも、こないだ見たら窓ガラス全部に白い紙が貼ってあった。

 セブレブよりローソンのほうが閉める割合が多いみたいだな。
 でもセブレブのほうが絶対数が多いから、店なくなる数は、どっちもそれほど変わらないかな。

 新潟市がこうなんだから、よその地方都市もそうだろね。
 僕も、コンビニエンスストアに買い物に行ったのは、何年もないもん。
 行くのは、コピーかファックスに行くぐらいだから。
 それか切手か収入印紙買いに行くかかね。
 値段が高いから商品を買わないし、今はもう夜中におきてるわけじゃないし、コンビニエンスストアというものには、用がないんだ。

 バブルの時は、コンビニによく行ったな。
 コンビニの惣菜もお弁当も美味しくて、よく買って食べてたし、夜中に飲みに行った帰りに、家で飲み直すために、おでんやビールや雑誌買って、そうして酔っ払って、意味もなく店員さんに一人ずつ千円札チップあげたりしてさ。…バカだったね、ハハ。

 くりかえすけど、コピーとファックスは、重宝してるんだよさね。
 でも、コピーとファックスが、自前で出来るか、コンビニでなくてもできるかすれば、今のダガシには、コンビニは不要のものになるんだけどね。
 もしかしたら、世間の人々も、ダガシみたいに思ってるのかな、と思ったよ。

 あ! 大事なこと忘れてた。
 ガス代、電気代、電話代、携帯代、そういうの払うのにコンビニで払ってる。
 そういう支払いのための機関としてのコンビニの用はあるね。
 だけどそれも支払いする別のやり方が生まれたら、コンビニは要らなくなるね。

 でも、でもさ、夜中でも明るい場所と、その明るい場所に人が居る場所をつくってくれてる有り難さは、ありがたいんだ。
 コンビニさん、ありがとうございます。

演説上手はブッシュだと思う

 オバマには言いたいことがあったんだけど、選挙中だと書いちゃいけないかなと思って書かなかったけど、選挙終わったしオバマ当選したから言うよ。
 僕、オバマの喋り方が嫌いなんだ。

 オバマは演説が上手だと言われてるみたいだけど、僕はぜんぜん思わないんだ。
 聞いてると何だか腹が立ってくるんだな、ハハ。

 オバマの喋り方は、威張ってる喋り方に聞こえるんだもん。
 オタカクとまってるというか、高いところから見ているというか、安全地帯から喋りおろすというか…、さ。

 それは喋るときに、あごを上げすぎてるからだよ。その顔から視線を見下ろしながら喋るから、威張ってるなあ、こいつ、と思ってしまうんだ。何様のつもりだ? とね。
 アメリカの人たちって、ああいう上から目線で見られることが快感なのかな。そうであればそれって奴隷根性ってもんじゃないのかな、なんて思ってしまうぐらいだよさ。

 といってマケインが演説上手だとも思わないけどね。
 ダガシは政治家にまるで期待しないし、こういうこと思うのは、政治というものに嫌悪感持ってるからかな。

 でもね、ブッシュの演説は、好きだったよ。
 何だか可愛げ感じてさ。

 ブッシュのあの、一生懸命だけどだけどあんまり頭良くなさそうな感じを、それは演出だとしたら(大統領になる人なんだから自己演出してたんだろうけど)、ブッシュはすごい! といつも思ってたんだ。
(いちおう書いておくと、僕はオバマを好きでも嫌いでもないし、そのオバマの政治がどうのこうのを言ってるわけじゃないよ。オバマの演説へのダガシの個人的な好みのことを言ってるだけらよ。…こんな当たり前のこと書きたくないんだけど、短絡的な人もいるから、まあ、言い訳めいたこと書いておくさね)

ダガシ流ハウスクリーニングホームページ診断

 前からよく全国のハウスクリーニング業者のホームページを見るんだけど、ほとんどが頼みたいと思えない感じだよ。

 僕がいいなあと思う感じは…、
 文字が大きいこと。
 写真は自分で撮影したのを9割は使ってること。
 人まねじゃなくて自分の言葉で書いてること。
 横文字より普段の日本語を重視して書いてること。

 そして安さで釣ろうとしてないこと。
 分かりやすいのはサイトの中のエアコンクリーニングのページを見て、家庭用一台12000円以上でやってること。
 それからフローリングワックスがけのページを見て、一畳あたり2500円以上でやってること。
 きちんとしたフローリング洗浄ワックスがけならば、一畳あたり40分は掛かるもんさ。

 作業にどうしても必要な時間は、丁寧に時間をかけて作業してること。
 それはエアコンクリーニングだったら家庭用一台で最低でも二時間以上かけてること。

 代表者の写真を何枚も見られるようにしていること。
 それは責任を明確にしているからだよ。

 日記ブログを書いてるのなら、しかもそのブログにホームページからリンクさせてるのなら、内容はともかく(掃除屋さんにブログの内容は期待しないから)、せめて四日に一回は書いてること。
 それは怠け者じゃないという証明になるからね(内容が伴っているのならば飛び飛びに書いててもいいけど、そういうブログはハウスクリーニング業界じゃ二つ三つしかないよ)。
 怠けたがる人間に、結果を出そうとしない人間に、誰が仕事を依頼しようばね。

 問い合わせメールフォームで、住所や電話番号を書かなきゃ送信できないようにしてるのがほとんどだけど、初めて問い合わせするのに身元を明かさなきゃ聞けないというのもオカシナことだと思うし、個人情報を集めたがっているようで胡散臭く感じるよ。
 住んでいる県を書かせて送信させるのも多いけど、違う県の人が自分に依頼するとホントに思っているのか不思議なんだな。それって単にメールフォームの原型を考えなしにそのまま使っているだけのことなんだろううにさ。
 隣の市町村の人が依頼してくれるのだって、一年に一回あるかないかぐらいだろうに。
 ましてや別の県の人が依頼してくれるのは、東京の外れの業者が、隣の県の人から依頼されるぐらいだろうね。
 逆は、ないよ。だって自分より田舎の業者に依頼しようという人は、よっぽどじゃなきゃ、いないだろからね。

 それから、住所をグーグルマップで出すなんてことをして、ページを表示させるのにとっても時間かかってしまうのに、それに無頓着なのは駄目だ。
 だって僕らの商売は、お客さんに来てもらって品物やサービスを売る商売じゃないんだから。出張してする商売なんだから。基本的に地図は出さなくともいいんだからさ。
 あってもなくてもいい地図みたいなものを自己満足で出して、ページが切り替わるのに一分くらいも時間かけている、そういう事に無頓着なのは、頭の悪い無神経さを露呈していることになるもんさ。
 頭が悪くて無神経な人間は、何の仕事でもいい仕事は出来ないよ。

 僕、そんなところを反面教師として、よそのホームページを見ているんだよさ。…そういうダガシは、意地が悪いのかね、ハハ。

ポスティングで思う、泥棒と詐欺は駄目

 おととしから春と秋にうちのチラシを少しポスティングしてるんだけど、去年ぐらいから思ったんだけど、新しい家の玄関にはほとんどが、小さいカメラが付いてる。

 うちのお得意さん方も、やっぱりカメラ付けるようになったけど、防犯のためなんだろうけど、新潟市にはそんなに泥棒が多いのかな。そんなに家の中にお金置いてるのかな。

 玄関のそばに行くと、突然パッと明かりが点くようになってる家もある。
 まぶしいんだ。

 ダガシが育った田んぼの真ん中のような場所は、子供の頃は玄関開けっ放しが当たり前だったし、僕が東京の生活になれて帰省したとき、玄関戸閉めると母さんは開けておけと言ったね。
 今もああいうところは玄関に鍵閉める家は、いないのじゃないかな。

 だから僕は泥棒なんてのが居ること自体がまだ信じられないし、でも世の中には泥棒は居るんだろうけど、だから泥棒が死ぬほど嫌いなんだ。
 もし僕が裁判官になったら、泥棒と詐欺は、有無を言わさず死刑だよ。

大根のうすくち煮物うまし

 大根と人参と白菜と鶏肉の煮物つくったらおいしかったよ。

 大根を下湯でしてから、おでんの素で人参と鶏肉と煮たよ。

 煮あがったころに白菜切って入れてひと煮立ちさせた。

 お汁が透明で、薄口で、いい味だったな。

 ちょっと時間かかるけど、単純で簡単な料理だよ。

 でもこれだけじゃ淡白だったから、
 豚肉のミンチ入りの卵焼きも作って、食べました。

カレンダーあと二枚はさびしさか、どうか

 きのう夜、カレンダーめくって破ったら
 今年はあと二枚だなと気づいた。

 そういうとき母さんは寂しさかんじるのかなと
 ふと思った。

 でも、それを聴くのが恐いよ。

 小学四年生のカンカン照りの夏の日に
 ギラギラ太陽に照り付けられてる庭から
 真っ暗くみえる家の茶の間を見えた。

 真っ暗のなかで、ばあちゃんとじいちゃんが
 にこにこして僕を見てた。
 その上で柱時計が動いてた。

 とつぜん、死を思ったんだ。
 どうしてか、恐くて、こわくて、ふるえた。

 こんど会ったとき
 さびしいか、こわいか、
 聴くかもしれないよ。

心太の意味知って、また食べてみようか

 ところてんは「心太」と書くんだと、こないだ知ったよ。
 どうりで今までスーパーで売ってたところてんは、心太というラベルが貼ってあったんだね。
 心が太いって、何の意味なんだろ。
 一心太助…、に関係あるのかな? それだとしたら古いな、なんて思ったりして、迷ったりしてさ。

 そのいわれを知ったのは、『大江戸おもしろ商売』という本を読んで、その中に書いてあった。
 どこの時代か分からないけど大昔のおおむかしは、ところてんのことを「こころぶと」と言ってたんだって。
 それが「心太」で、江戸時代に、「ところてん」と言うようになったんだって。
 こころが、ところになって、太の字の点がてんになったんだろかね。
 おもわずさっき、国語辞典で、ところてんを引いてみた。そしたら、ちゃんと「心太」と出てたよ。

 そうして子供の頃、ばあちゃんと母さんが、ところてんの突き出し器で出してくれた、お茶碗に盛った涼しそうな半透明のところてん食べたのを、思い出したな。
 たぶんまだスーパーで売ってはずだから、寒い季節になったけど、心太、買って食べてみようかな、と思ったよ。

オンナギライでも惚れる笑顔涙

 高橋尚子が引退したってねえ。
 ニュースで引退会見見たら、前半は、さすがアスリートで腹筋や全体の筋肉がしっかりしてて、スポーツ選手の持っている性格の激しさも出てるんだろう、カツゼツが良くて聴きやすい喋り方だなあ、と思った。

 でも三十六になってオトナになったのか、どこかの会社のお客様対応係り長みたいな喋り方するなあ、高橋尚子も変わったなあ、とも思ったよ。

 そして昔より妙に整った顔してると思ったら、高橋尚子、たぶん整形してるな、と思った(…これは何の根拠もないしダガシの主観だけの見かただよ。そして別に僕は美容整形を差別してないし、むしろ整形は気分転換に良い事だと思ってるよ。ただふとテレビ見ながら、そう思っただけ。小さく上手に整形してる人を、僕は進歩的な考え持つ人だと尊敬してるぐらいだもん)。

 そしてそうしたら、会見の最後には、やっぱりQちゃんだったね。可愛い目から、キラキラ美しい涙が光ったね。

 めったに女に惚れないダガシが、惚れたよ、ハハ。

光らせるものは光らせない

 光るものを光らせるとキレイに見える、と掃除の業界じゃ言ってるけど、それってただうわべだけキレイに見せておくって発想なんだな。
 蛇口とかステンレスとかだけを念入りに磨けば、そりゃ一見ピカッとしてそうに見えるけどさ。

 でも、ドアと建具の隙間の見えないところに溜まったホコリやカビとか、キッチン収納扉の内側のゴムパッキンのその裏の部分に溜まった汚れとかを取らないと、清潔にはならないし、いつまでも何となく何か臭いがするって状態なんだな。

 僕のハウスクリーニングの目指すところって、そこに住む人が気持ち良くなるためにするものだと思ってるから、その家の汚れのにおいまで、取り除くべきだと思ってるから、普通の掃除屋さんとは逆の方向なんだ。
 蛇口を光らせるのなんかは当たり前であって、見えないところに溜まった汚れやカビやを取ることが、お銭をもらってする仕事だと、思うから。

 なぜ、光らせるものを光らせろ、という発想が生まれたかというと、それは空き部屋清掃の仕事から出た発想だよ。
 空き部屋清掃ってのは、そこに住む人のために掃除するわけじゃなくて、その部屋を貸している大家であったり不動産屋であったりする側の人間に向けて仕事してるから、一見のパッと見だけを重視して仕事する方向なんだ。
 だから見えない場所は触らないし、濯ぎをきちんとしないで掃除した場所に洗剤分が残ってたってお構いなし、ということになりやすいんだな。
 かける時間をいかに短くするかが、一番大事だという発想なんだな。
 
だから空き部屋清掃をしてる清掃業者は、根本的な在宅ハウスクリーニングは出来ないよ。だって普段やってない事を急にやれと言われても、人間、そうそう出来ないもんね。普通の大工さんが、宮大工の仕事を出来ないように…というのは例えが外れてるかな、でもまあそんなものでさ。

 テレビでも雑誌でも、掃除の特集なんか組むと、そこらへんの掃除屋に取材するから、日本中のそこらへんの清掃業者って空き部屋清掃がハウスクリーニングだと思ってるから、だからテレビも雑誌も、光らせるものを光らせましょう、なんて考えなしに言ってて、そこから先を考えないんだな。

 だから僕は、光らせるものを光らせる、という言葉は使いたくないんだ。

冬は来るんだということ思い出させてくれる雨

 きのうから気温がグッと下がってるね。
 パソコンする机のわきに温度計を置いてるんだけど、今見たら16℃だ。
 夏場に背伸びしてたように見えた赤色が、背中をちぢめたみたい。
 冬になったら、腰をかがめるのかな。しゃがむのかな。

 これから一週間か十日か雨が続くみたい。
 布団はいつでも干せるなと思ってたら、十日間先になったよ。
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